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一部の国家、スーダン大統領の逮捕は問題の解決に不利益

2009-03-06 11:34:18     cri    

 一部の国家と国際機関はこのほどそれぞれ声明と談話を発表し、ICC・国際刑事裁判所がスーダンのバシル大統領の逮捕状を発行したことを非難し、「これはダルフール問題の解決に利益にならない」と強調しました。

 イラン外務省の報道官は5日、ICCがバシル大統領の逮捕状を出したことを非難し、「これは不公正で、政治的な思わくがあるやり方だ。国際法に違反するだけではなく、国際法を執行するに当たって公然と差別する措置を取った。ダルフール問題はスーダンの内政問題だ。スーダン各方面やダルフール問題の平和解決に努力する関係諸国の努力を通じて、問題を適切に解決することができると信じる」と述べました。

 また、シリア外務省の報道官は5日、ICCの決定に深い憂慮と怒りを示し、この決定を中止させるよう国連に要求し、「この決定はダルフール問題に対し、責任を負わない。スーダンの主権や内政に対する干渉だ」と指摘しました。

 そして、エチオピアやセネガル、タンザニア、アフリカ連合などの国と国際機関もそれぞれ「バシル大統領の逮捕状はダルフールないし地域の平和と安定に不利益である」と声明を発表し、この決定の結果に注目することを示しました。(翻訳:トウエンカ)

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