ICCのブライロン報道官は、「バシル大統領は人道に対する5つ罪と2つの戦争犯罪に直面している。しかし、ジュノサイド(集団殺害)罪はない」と発表し、スーダン政府に対し、ICCに協力してバシル大統領を逮捕するよう促しました。
これを受けて、スーダン政府はこの日、「ICCがスーダン、またはスーダンのいかなる公民に対して司法管轄権を持つことを認めない。政治や外交手段を通じて、この逮捕状の無効にするよう要求する」と述べました。
また、国連のパン・ギムン事務総長は4日声明を発表し、「国連は今後も、スーダンで平和維持や人道救援、人権保護などの活動を行っていく」と述べています。
アメリカのホワイトハウスの報道官はスーダン政府を含む各関係方面に対して、自制を保つよう要求しました。
AU・アフリカ連合のジャン・ピン議長は声明を発表し、「司法審判はスーダンの和平プロセスを妨げてはならない」との考えを示しました。
このほか、アラブ連盟のムーサ事務局長は4日、声明を発表し、ICCの判決に憂慮と失望の意を示しました。 (翻訳:シュ コウ)
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