今日25日は中国では旧暦の大晦日で、明日は中国で最もにぎやかな祝日春節ですが、中国人は今日から一週間の正月連休に入り、いろいろな形で春節をすごします。

　この日、中国では一般に一家そろって正月を迎えることを重んじます。そして北京のスーパーや百貨店では正月用品を買い求める人々でごった返し、多くの公園、お寺などでは縁日が始まります。

　南の広州では、住民たちが花市に行ったり、正月用品を買ったりし、花の香りが漂う中でにぎやかな連休が始まりました。

　上海の世界万博工事の本部は、少数の労働者以外はすべて帰省させて年を過ごさせました。また、春節も勤務するこれら人々のために関係部門は豊富多彩な出し物が用意し、年越しご飯もあり、市政府の指導者もこれら人々と一緒に春節を迎えることにしています。

　大地震に見舞われた四川の映秀鎮では、赤いちょうちんが臨時住宅を飾り、人々は年越しのための食事作りに忙しく、いたるところで正月の雰囲気が満ちていました。

　西南部のチベット高原では、チベット暦の新年はまだですが、ここでも早くも新年を迎える雰囲気が伺われ、ラサの市場では多くの正月用品が並び、それを多くの人が買い求めていました。

　また、台湾では海峡両岸の「三通」が正常化したことから大陸で仕事をしている台湾同胞の帰省が目立ち、一家団欒を楽しむ光景があちこちで見られました。香港では春節を前にして24日の夜10時までに40万の人々が帰省などのために香港を離れています。