会員登録

陝西省の震災地政府、住民に楽しい春節を

2009-01-25 13:36:28     cri    

 今日25日は中国では旧暦の大晦日です。西北部の陝西省寧強県は、去年5月の大地震の被災地で多くの建物が倒壊しましたが、26日の旧正月前に、多くの被災者が新居に引越しています。

 寧強県政府の責任者李芳さんは、「被災者の新築を建てることを念頭の仕事としてきた県政府は、資金不足、建築材の価格上昇、技術者不足など困難を乗り越え、大半の被災者を春節前に新居に引っ越させた。これまで8割以上の被災者の新居が出来ており、残る2割近くの被災者を親戚や友人の家に泊まらせたり、政府のオフィスを臨時に住まいとして提供したりし、とりあえず楽しい春節を過ごせることを確保した」と述べました。

 蘇華忠さんは、山奥にあった住まいが大地震で全壊しましたが、政府と社会各界の援助を得て、他の20世帯の被災者と共に山を離れ、麓に新たな家を建てはじめ、去年末に赤レンガと白い壁からなる二階建ての家が出来上がりました。つまり、麓には新たな団地が出来たことになります。そこで蘇さんたちは、往年のように祝い言葉や快い気持ちを表した対聯を玄関の両側に貼り付け、赤いちょうちんをつけ、爆竹を鳴らして新居への引越しを祝い、年を越すことにしています。

 蘇さんは、「新居に住めて満足している。ここ数日はおいしい料理を作って、隣近所の人々と飲んだり食べたりしているが、共産党と政府の配慮に心から感謝している」と述べました。(翻訳:KH)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS