中国外務省の姜ユ報道官は23日北京での記者会見で、日本政府が約束を守り、その遺棄化学兵器の処理を早めるよう希望しました。

　日本の「産経新聞」の23日、日本政府は、向こう三年のハルバ嶺地区における遺棄化学兵器処理施設に充てる経費を凍結し、その処理活動の経費を大幅に減らすことを決定したと報道しましたが、このことについて記者からコメントを求められた姜ユ報道官は、「これが真実であるかどうかを中国側は日本側に質したところ、日本側は"産経新聞"の報道は事実にそぐわないし、日本の遺棄化学兵器処理活動の方針には変わりはないとはっきり表明してきた」と述べました。