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中米、国交樹立30周年で記念イベント

2009-01-08 14:18:45     cri    



















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 中米両国は7日ー8日、中米国交樹立30周年を記念するための一連のイベントを開催しました。アメリカのジョン・ネグロポンテ国務副長官が北京を訪問し、関連イベントに参加しました。また、中米関係の発展に重要な貢献をしたアメリカの関係者も近く北京入りし、記念イベントを共に祝うことになっています。

 1971年、アメリカの卓球選手団が中国を訪問し、中米往来の扉が開けられ、「小さなピンポン玉をもって大きな地球を動かす」というピンポン外交として歴史に残りました。1979年1月1日、中米は正式に外交関係を樹立しました。今、30年の月日を経た中米関係はすでに世界で最も重要で、もっとも活気の溢れた二国間関係になりました。

 7日午後、中米卓球試合が北京で開催され、CRI記者が現場を取材しました。

「中米国交樹立30周年を記念する卓球友好試合は7日午後、北京で開かれました。中国外務省の王光亜外務次官は北京訪問中のネグロポンテ国務副長官を同行して試合を観戦した。試合には全部で7人の中米選手が出場し、中には、1971年の中米のピンポン外交の生き証人も含まれている。」

 中国の戴秉国国務委員、楊潔チ外相、王光亜外務次官がそれぞれネグロポンテ国務副長官と会見しました。戴秉国委員は、国交樹立30年来、中米関係が長足的な発展を遂げたとし、とりわけ、ブッシュ大統領が政権を握ってからの8年間を高く評価しました。戴秉国国務委員は、「中米関係は新しい時代の入り口に立っており、その戦略的基礎が絶えず充実し、利益の絆も日増しに強固なものになりつつある。このことは今後の両国関係に比較的高い起点を提供した」と語りました。楊潔チ外相は、会見の中で、「中国側はアメリカと共に、両国の建設的協力の大きな方向を握り、対話、交流と協力を強化し、相互信頼と理解を深め、中米関係が新たな進展を遂げるよう推し進めていく」と語りました。

 これに対し、ネグロポンテ国務副長官は、「米中とも世界で最も重要な国だ。対話と協力を強化し、世界の安全と安定を共に維持していく必要がある。戦略的経済対話と戦略対話は二つの重要で、効果的なメカニズムとして、今後も継続させていく」と話しました。

 ネグロポンテ国務副長官のほか、一部の中米関係の発展に重要な貢献をしたアメリカの関係者が、今月の上旬と中旬に中国を訪問し、レセプション、セミナー、写真展、卓球友好試合など中米国交樹立30周年の関連イベントに参加する予定です。

 中米国交樹立30年来、双方の関係発展に驚くべきものが見られました。双方のトップレベルの指導者は当初、数年に一回しか会いませんでしたが、今は頻繁にコミュニケートするようになりました。両国の戦略的対話はゼロからスタートし、今、すでに60あまりのメカニズムが完備されました。双方の貿易額も30年で120倍あまり増え、双方は互いに相手の二番目の貿易相手国となりました。両国民間交流もゼロからスタートしましたが、今は、毎日、のべ5000人が太平洋の両側を行き来しています。中国現代国際関係研究員の楊明傑研究員は、「中米関係の発展は世界に重要な影響を与えており、世界の戦略的構図の方向性をある程度決めている」と見ています。

「中米関係は、冷戦がまもなく終ろうとする最初の10年では、両国の戦略的協力及び他の国との協力は、冷戦の終焉に比較的重要な役割を果たした。二番目の10年、つまり1990年代は、冷戦に適応する時期となり、冷戦後の大国関係の安定化に重要な役割を果たした。21世紀以降の最近の10年は、双方はともに各種安全脅威に応対してきた。中米は最大の先進国と最大の発展途上国として、グローバリゼーションのメリットを受けている。と同時に、両国はまたグローバリゼーション及び世界の非伝統型安全保障協力の推進者でもある」

 中米関係はこれまでの30年で、一部の問題で争いと食い違いがありますが、最も重要なのは双方が胸襟を開いて対話と議論をすることです。中米の国交樹立プロセスに参加した米中全国関係委員会の白麗娟副主席は、「両国が率直な態度で食い違いに対処し、コミュニケーションと理解を強化することこそ、二国関係が健全に発展する上での鍵だ」と強調しました。

「30年が過ぎた今、私は、両国の理解と認識はもっと深く、もっとよくすることができると期待している。両国政府、または、国民同士は引き続き信頼しあえない、理解しあえない現状が見られることは、中米関係の改善に力を尽くしてきた人にとって、望ましくないことだ。両国は一部で食い違いがあることは免れないが、食い違いを解決する鍵は、双方が同じテーブルを囲み、理性的に交流し、オープンな態度で相手の声に耳を傾けることにある」

 (翻訳:Yan)

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