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第五回中米戦略経済対話が北京で開催

2008-12-04 17:07:39     cri    

















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 第五回中米戦略経済対話が4日北京で開幕しました。中国の王岐山副首相とアメリカのポールソン財務長官がそれぞれ代表団を率いてこの対話に出席しました。双方は開幕式の挨拶で、この対話を通じて両国の経済関係での重要問題について交流を行い、より多くの共通認識に達成することで意見が一致しています。

 中米戦略経済対話は、経済分野における世界最大の発展途上国と最大の先進国との経済分野での戦略的な対話です。この対話は2006年に始まり、双方は、金融市場の開放、投資の利便性、知的所有権の保護、エネルギーと環境分野での協力、気候変動、製品の品質、食品安全などの分野で討議を行い、150項目もの成果を収めました。

 今回対話は、国際金融危機の蔓延、アメリカの現政権と次期政権の交代という背景の下で開かれ、世界各国から注目されています。開幕式の挨拶で、王岐山副首相は、国際金融危機に対応する中国の立場について、「金融危機が発生してから、中国は責任を持ってアメリカに協力してきた。当面の急務は、G20による金融サミットと世界経済サミットで達成した共通の認識事項を実行し、企業の市場への自信を取り戻し、金融危機の拡散に歯止めをかけることだ。また、世界的な経済衰退を避け、特に発展途上国へのその影響を小さくすることである。アメリカがあらゆる必要な措置を講じて、経済と金融市場を安定させ、中国のアメリカでの資産と投資の安全を確保してほしい。また、双方は、金融管理の調整と国際金融組織の改革などの分野での協力を強化していくべきだ」と述べました。

 新しいエネルギーの開発と利用は、これまで中米両国が注目してきた分野です。今年6月に開かれた第4回経済対話で、双方は、「中米エネルギー環境10年間協力枠組み協定」に調印しました。王岐山副首相は、これについて「双方はこの文書に調印してから、水、大気、電力、交通、森林と湿地などの分野の協力を進展させてきたので、今回対話では実務的な協力をさらに強化したい」とのべたあと、「アメリカのエネルギーと環境分野の技術は優れている。一方、中国は、省エネと廃棄物削減などのプロジェクトを促進しているので双方によるより密接な技術協力を行うことを期待できる。特にアメリカが中国への技術譲渡の度合いを強めることを望んでいる」と語りました。

 アメリカのポールソン財務長官は、その挨拶で、中国の国際金融危機への対応を高く評価した上で「今回対話で、双方は、世界経済の安定、エネルギー、環境保全、製品の品質と食品安全などの分野における協力を重点にしている。今回対話でより多くの成果を得るため努めていく」と述べてたあと、(音響3 ポールソン)

 「貿易摩擦が生じた際、中米間の戦略的経済対話は、貿易と投資での問題解決に役立つものだ。これは、有害で、消極的な遣り方、それに市場閉鎖ということを避けた。現在、双方は、投資保護協定について建設的な交渉を行っている」と語りました。

 なお、今回の中米戦略的経済対話では、マクロ経済でのリスク管理、バランスの取れた経済成長戦略、エネルギーと環境分野での協力なども重点的に討議されます。(翻訳:任春生)

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