中米国交樹立30周年を祝う夕食会が12日、北京の人民大会堂で開かれました。習近平副主席は挨拶で「30年来、中米関係は頓挫したこともあるが、両国の指導者および各界の有識者が共同に努力したことで、両国の建設的な協力は実り豊かな成果を収めた。これは両国だけでなく、全世界にもプラスの影響を及ぼした」と強調。さらに「今後、双方はより幅広い世界的な視野と時代と共に進むという考えに立って両国関係を見直し、問題を処理していくべきだ。互恵協力を拡大し、世界的な問題や挑戦に共に対応し、世界の平和と発展を促すためより大きな貢献をしていかなければならない」との考えを示しました。
アメリカのカーター元大統領は「米中両国は互いに尊重し合う原則、およびこの30年間に培ってきた相互理解、忍耐強さとたゆまぬ精神を堅持し、気候変動や貧困、疾病、テロリズム、核拡散、国際的な金融危機といった世界的な課題と関心の高い問題に対応していくことが必要だ」と述べました。(翻訳:周莉 チェック:横山)
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