カーター元大統領は中米国交樹立30周年の記念イベントに出席するため中国を訪れたものです。

　この中で、胡錦涛国家主席は「中米両国はそれぞれ世界で最大の発展途上国、最大の先進国として、人類の平和と発展という崇高な事業に共に責任を担っている。社会制度や歴史・文化、発展の段階などの違いから、一部の問題において意見の食い違いが存在しているのは正常なことだ。双方は互いに尊重し、平等に対するという原則に沿って、意見の食い違いや問題を適切に処理し、それぞれの核心となる利益を優先しながら、両国関係の長期的かつ健全な発展を推進していくべきだ」と強調しました。

　カーター元大統領は「米中は国際社会が直面している一連の課題に共に対応し、世界の平和と発展を促進していくべきだ」と指摘しました。（翻訳：周莉　チェック：横山）