イスラエルによるパレスチナのガザ地区への空爆は30日に4日目を迎え、死者は385人、負傷者は1800人を超えました。国際社会はいち早く停戦するよう相次いで双方に求めました。
国連のパン・ギムン事務総長はこの日、ニューヨークの国連本部でロシアのラブロフ外相やアメリカのライス国務長官、EU・欧州連合共通外交・安全保障政策担当のソラナ上級代表と電話会談を行い、パレスチナとイスラエル衝突について討議し、会談後に、国連報道官により4者が達成した共通認識を発表しました。
国連報道官は、「4者代表は双方の即時停戦を求め、ガザ地区の深刻な人道主義と経済危機の解決に着手し、必要な措置を講じて、人道救援物資の持続供給を求めると共に、パレスチナとイスラエルの和平プロセスを出来るだけ速く推進させるよう強調した」と述べました。
欧州委員会は30日、イスラエルとハマスの即時停戦や、人道主義救援通路の開通を呼びかける声明を発表しました。
また、WHO・世界保健機関は30日、ジュネーブで声明を発表し、薬品輸送通路の安全を確保するようイスラエルに促しました。(翻訳:トウエンカ)
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