a
|
一時間目 サッカー中国代表、ACFでベスト8入り、中国で出版されているムック『知日』に関する日本での新刊
担当:王小燕、高橋恵子
旧正月の春節(2月19日)まで残り1ヶ月を切りました。中国では今頃、年越しや正月用品のコマーシャルがあちらこちらで目立つようになってきました。こんな中でお送りする今週のメニューです。
【旬な話題】
① 人気作家・余華、エッセー集『我们生活在巨大的差距里』(仮訳:大きな格差を生きながら)を出版
先週、人気作家・余華の書き下ろしエッセー集『我们生活在巨大的差距里』(直訳:大きな格差を生きながら)の出版会が北京で行われました。これまでの10年間のエッセーがまとめて掲載されています。余華はアジアカップに出場したサッカー中国代表の変化を例に、「人間の社会への見方は常に変わっている。局部的な変化が多いが、その局部の変化は全体への変化を変える力がある」と話しました。
② オーストラリアで開かれているサッカーのアジアカップ、中国代表がベスト8入り
1月9日からオーストラリアで開かれているAFCアジアカップでは、中国代表はグループ戦で史上初の3連勝を達成し、1月22日の決勝トーナメントに進みました。ここでは惜しくもオーストラリアに0:2で敗退しましたが、ベスト8入りを果たしました。中でも、中国代表がサウジアラビアを下したのは(1月10日、1:0)、18年ぶりのことになります。
新華社通信の論説は、中国代表は規律を厳しく守り、試合を粘り強く戦い抜き、落ち度のないパフォーマンスを見せてくれたと高く評価しています。また、今回、グループ戦で3連勝を果たした理由について、中国サッカーを取り巻く環境の浄化、腐敗取締りの成果の現れでもあると指摘しています。
③ 中国、スマートフォンにインストールされているAPP(アプリ)の数は平均で34種類
中国の調査会社によりますと、現在、中国では、スマートフォンにインストールされているAPPの平均数は34種類に達し、また、毎日クリックしているAPPの数は平均20種類ということです。ランキングでは1位は、大手IT会社のテンセントが開発したチャットソフト「QQ」、2位はモバイル端末向けのソーシャルメディア「We Chat」でした。
【スペシャル・バスケット】
現在、日本で話題の新刊本、『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』で執筆、翻訳、編集協力をした北京在住のライター、編集者の原口純子さんにお話をうかがいます。
『知日』は2011年に、「日本を知る雑誌」という位置づけで、中国人編集チームにより中国語で日本を紹介するカルチャー雑誌として創刊しました。これまでの4年間に、「奈良美智」「制服」「美術館」「猫」「明治維新」「妖怪」「断捨離」「推理小説」「礼儀」「手帳」「暴走」など様々な特集を組み、日本文化好きな若者の間でたいへん好評を得ています。
そんな『知日』のこれまで刊行された24タイトルの全てをダイジェストでオールカラーで紹介しているのが、『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』です。
ビジュアル中心の編集で、斬新で読みやすいデザインはもちろん、ノーベル文学賞 莫言、レノボ副社長、主筆の毛丹青、編集長の蘇静のコラムもあり、中国人が見た日本が紹介されています。特徴は俯瞰ではなく虫眼鏡で見ているところです。神戸女学院大学名誉教授 武道家の内田樹さんと主筆の毛丹青さんとの対談記事もお勧めです。
なお、2月14日に、北京では毛丹青主筆、蘇静編集長、馬仕睿アートディレクターをメインゲストに迎えたトークショーが北京で開かれます。
● 日時:2015年2月14日(土曜日)午後2時~5時半(開場:午後2時、開演:午後2時半)
● 会場:国際交流基金北京日本文化センター・多目的ホール
(北京市建国門外大街甲6号・SK大厦3階301)
http://www.jpfbj.cn/about_3.asp
● 主催:北京日本人会文化委員会
● 申し込み:北京日本人会事事務局:jab@postbj.net 電話:6527-2970
二時間目 東京都・林智之さん
【番組紹介】
2015年、年明け最初の「日本の自治体職員在中国 加油!」。今回はコーナー開始以来20人目のゲストをお迎えしました。たいへん嬉しいことに、北京と友好提携をしている東京都からのお客さんです。昨年末、1ヶ月の短期研修で北京にやってきた林智之さん。
2020年の五輪開催を控えて、林さんの今回の研修テーマは北京の都市外交です。2泊3日の北京出張に続いて、今回は2回目の北京訪問となる林さんの目に映った北京とはどんなところなのか。北京の町、北京市の行政のあり方、あるいは、北京の町を行く人々から受けた印象は?
このコーナーでは毎回、収録の前に、中国のSNS「ウェイボー」で出演者への質問を募集しています。今回寄せられた質問の中には、とりわけ、5年後に開かれる東京五輪関連の質問が多く集まりました。果たして、五輪に向けて東京では、いまどのような議論が行われ、どのような変化を遂げようとしているのか。その中で、東京都職員として実感したことは何か。詳しくはどうぞ番組をお聞きください。
今回の【プレゼント】
2020東京オリンピック・パラリンピック【記念バッジ+クリアファイル】 5名様
<応募要件>
番組をお聞きになってのご感想と共に、お名前、ご住所、ご希望のセットを書き添えの上ご応募ください。
<応募方法(いずれ可)>
① 書き込み(当ホームページから)
② メール(riyubu@cri.com.cn宛て)
③ お便り(中国 100040 北京市石景山区石景山路甲16号中国国際放送局日本語部
日本 〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号)
<締切り>
2月20日(金)(お便りの場合、当日消印有効です)
【写真で見る東京都】(提供:東京都)
東京都庁と富士山
隅田川花火大会
雪の雷門
東京駅丸の内口
【プロフィール】
林 智之(はやし ともゆき)さん
本 籍 地:東京都新宿区(出生地は神奈川県)
略 歴:2006年 民間企業退職後、東京都庁入庁。総務局総務部配属
2008年 行政部振興企画課 小笠原担当
2009年 国土交通省派遣。都市・地域整備局特別地域振興官付
2011年 東京都帰任。総務局行政部振興企画課 多摩地域担当
2012年 知事本局計画調整部 総合特区推進担当主任
2013年 知事本局計画調整部 計画調整課主任
2014年 政策企画局外務部 外務課主任
■ <2014年12月30日放送・静岡県上海事務所・井口真彦さん>
プレゼント当選者 【富士の国】グッズの詰め合わせ 5名様
李雷さん、奈々さん、SammieCheungさん、rikanwaさん、愛知の直ちゃん
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |