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6月24日 火曜日

2014-06-24 21:18:18     cri    


1時間目【チャイナエクスプレス】

世界平和フォーラム、TAMでの子どもアート展

担当:高橋恵子、王小燕

 日本群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」のユネスコ世界遺産登録、おめでとうございます。カタールで開かれていたユネスコの世界遺産委員会の会議で、中国の大運河、中国、カザフスタン、キルギスの3国が共同申請した「シルクロード」もこれに続いて登録されました。

 なかでも、複数の国を跨ぐ通商路である「シルクロード」の共同申請と登録の意味を高く評価したいと思います。これを機に、国という単位ではなく、文明が伝播されてきた本来のグローバルにものごとをとらえる姿勢が広まっていけばいいなと願っています。

 さて、今週の番組前半では先週の土日、北京で開かれた「第3回世界平和フォーラム」での取材の様子をお送りします。主催は清華大学当代国際関係研究院。中国で民間組織により主導される唯一のハイレベル安全保障フォーラムとして2012年に発足。今回のテーマは「共同安全への追求:平和、相互信頼、責任」。日本の鳩山由紀夫元首相が招きに応じ、3回目のフォーラムに出席し、講演しました。中日関係は中米、中ロ関係と共に今回フォーラムの焦点になっていますが、参加者たちからどのような提案があったのか。どうぞ番組をお聞きください。

 後半の「スペシャルバスケット」は北京の商業中心CBDにある複合施設「建外SOHO」のタウンアートミュージアム(TAM)で、27日まで開催されている子どもアート展「ビンの中の都市、 ボックスの中の環境」をご紹介します。

 今回は北京と山西省太原市にある子ども向け美術学校の協力を得て開催されています。子供たちが自由に発想した未来都市や、都市の環境問題や汚染について考えたことをアート作品の形で表現されています。作品の様子と共に、企画発案者で会場を提供したTAMのキューレター・黄珊さん、太原市小雨児童実践芸術教育学校の小雨先生、北京にある芸術猫当代芸術教育学校の郭郭先生にそれぞれお話を伺いました。

 豊かになってきた中国の都市部では、その後の入試に有利かどうかではなく、子供たちの自由な発想を伸ばしたり、クリエイティブに人生を送ったりする上で役立つ教育をさせたいと思う親が増えています。中国の子ども向け芸術教育の将来はどうなるのか。現場で頑張っている先生たちに聞きました。詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

2時間目「CRIインタビュー」

新潟県国際課・本間啓介さん

 聞き手:王小燕

 【番組紹介】

 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

 ノーベル賞作家・川端康成の小説『雪国』の書き出しです。

 本日はそんな雪国、新潟県からゲストを北京放送のスタジオにお迎えしました。新潟県の派遣で、去年6月から北京大学中文系に留学中の本間啓介さんです。この番組で新潟県のゲストにお話を伺うのは、昨年末の新潟市北京事務所の近藤淳一さんに続けて、今回で2回目となります。

 中日国交正常化の立役者である田中角栄首相の故郷・新潟県。中国とは深い結びつきがあります。友好省県である黒竜江省との地道な地方交流はもちろん、トキ保護における中日の協力もその代表的な事例です。

 さて、実は新潟は日本では、様々なものの発祥の地でもあります。

例えば、

 日本スキー発祥の地(上越市、オーストリアのレルヒ少佐により伝来)

 消雪パイプ発祥の地(長岡市)

 柿の種(米菓)発祥の地(長岡市)

 洋梨・ルレクチエ発祥の地(新潟市旧白根市)

 日本の郵便の父生誕の地(前島密記念館 / 上越市)

 「発祥の地」にまつわる本間さんのご紹介をお聞きください。このほかも、ミニブログで集まった皆さんからの質問を織り交ぜながら、新潟の四季折々の魅力、極め方、実用的な観光アドバイスなどを本間案内人が分かりやすく説明してくれます。

【おすすめ聞くポイント】

 ・おいしいお米の代表銘柄「コシヒカリ」、名前の命名に込めた思いは?

 ・「コシヒカリ」はなぜおいしいのか?

 ・海の幸もおいしい新潟、お寿司やお酒も言うまでもなくおいしいのですが、注文の仕方が分からない時に、上手に注文するコツは?

 ・シーズン限定で停車するスキー場直通の駅!東京から新幹線に乗れば1時間ほどでスキー場に到着。スキー板お持ちの方、駅を出たところからそのまま滑っていける?!

【新潟県グッズ】

 本間さんからこの番組をお聞きのリスナーの皆さんにプレゼントをお預かりしております。

  ※新潟県特製トランプ(中国語)※

 riyubu@cri.com.cn宛てに番組をお聞きになってのご感想と共に、お名前、ご住所、ご希望のグッズを書き添えの上、ご応募ください。締切は7月20日です。

 皆様のメールをお待ちしております。

 なお、新潟県関連の中国語記事と写真は「人民網日本版」をどうぞご覧ください。

 http://japan.people.com.cn/n/2014/0616/c368549-25155562.html

 http://japan.people.com.cn/n/2014/0618/c368549-25165237.html  

 【本間啓介(ほんま けいすけ)さん】

 新潟県知事政策局国際課中国室 主任

 1979年新潟県新潟市(旧岩室村)生まれ

 筑波大学第二学群比較文化学類卒業

 2006年     新潟県入庁(南魚沼地域振興局)

 2008年     国際課

 2008年〜2010年 中国黒龍江省派遣黒龍江大学、黒龍江省商務庁、ハルビン商談会弁公室)

 2010年     国際課中国室

 2013.6~2014.6 北京市派遣(北京大学中文系留学)

 ■当選者発表(5月放送分・群馬県グッズ)

 毎度中国と日本から大勢の方々にご感想を寄せていただき、どうもありがとうございます。抽選により、5月放送分の群馬県グッズの当選者を発表されていただきます。

★高崎だるま(2個)

(日本)福岡県中間市・ラジオパンダ君さん

(中国)吉林省長春市・rikanwaさん

★群馬県のゆるキャラ・ぐんまちゃんのストラップ(5個)

(日本)愛知県海部郡山内伸司さん

(中国)上海市・劉剛さん

    黒龍江省ハルビン市・チョウ せきたさん

    江蘇省徐州市・李梅さん

    広東省深セン市・VIVIさん

★ぐるっと群馬キャンペーン マウスパッドメモ(4個)

(日本)愛知県岩倉市新柳町・杁本直正さん 

(中国)浙江省宁波市・夏秀铃さん

    山東省蓬莱市・張世峰さん

    黒竜江省ハルビン市・劉江遠さん

 今月も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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