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6月3日 火曜日

2014-06-03 19:42:36     cri    

 1時間目【チャイナエクスプレス】(胡同の中の四合書院、北京フェア見聞)

 担当:高橋恵子、王小燕

 6月に入りました。北京では5月末にしばらく続いていた猛暑日は、連日の雨で少し和らぎ、ようやく初夏らしい天気に戻りました。

 今年の6月2日は中国では、旧暦の端午節で3連休でした。休み明けにお届けする今週の番組は、先週の北京の動きをめぐり、「スペシャルバスケット」2本立てでお届けします。

 まずは故宮のすぐ北にある景山公園東門対面にある「胡同」(フートン)に行ってきました。場所は「沙滩后街」胡同から枝分かれした「中老胡同」。長さ298メートル、幅6メートル、すべて民家からなっている路地です。

  

 5月30日、中老胡同28号の四合院は、80人余りの人で賑わっていました。元々は民家でしたが、いまは主の逝去に伴い、2年前から空き家になっていました。この住宅を利用する形でイベントスペース「四合書院」として生まれ変わり、この日の夜にオープンセレモニーを行いました。古くからの伝統文化の魅力を伝え、ゆったりとしたスローライフを体験してもらうことが目的で、オーナーの許可を得て、有志らの手で創設されました。

 「四合書院」は2セットになっている「二進庭」です。北京の胡同を調査、研究するボランティア団体がオーラル・ヒストリー(口述歴史)のフィールド調査で、主だった老婦人と親しくなったのが「四合書院」誕生のきっかけです。主が逝去した後、独立してそれぞれ別の場所で家を構えるようになった子どもたちに頼まれ、空き家になった四合院の活用に至ったということです。

 3人いる書院の創設者の一人である郭然さん(写真)によりますと、当分は伝統文化を文武両道で紹介するシリーズ講座を開設していくと言います。「武」とは、伝統的な武道を生かした中国式ヨガの講座を指し、「文」とは子どもたちにも参加してもらえる漢字の起源を分かりやすく説明する講座を指すということです。詳しくは30日夜のオープンセレモニーで取材しましたので、お聞きください。


 続いて、5月28日から6月1日までオリンピック村にある中国国家会議センターで開かれたサービス商材の見本市、第3回中国国際服務貿易交易会(略して「京交会」、北京フェア)での見聞をお届けします。連日、京交会に通っていた任春生記者に伝えてもらいます。今回のフェアには、日本企業は180平米のスペースに、沖縄県、和歌山県といった地方自治体を始め、多くの日本企業が出展しいました。日本出展ブースを取り仕切るJETRO(日本貿易振興機構)北京代表所対外事業部の藤本勉部長のお話を含め、会場での見聞を披露してもらいます。

 ちなみに、中国で行われる見本市の中で、最も歴史が長く、海外でもよく知られているのは広州で開かれる「広州交易会」ですが、「広交会」が主に物品を対象にしているのに対し、こちら「京交会」はコンテンツ、サービスといったソフトウェアを対象としています。今年の「京交会」には、117の国と地域から2万6700人の関係者・代表者が出席し、2524社の企業が出展したということです。

 詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

 2時間目【CRIインタビュー】(「北京蒲蒲蘭」社総経理・石川郁子さん)

 聞き手:王小燕、高橋恵子

 6月は中国では「国際児童節」で始まる月でもあります。

 今週は子どもの読み物である「絵本」にスポットを当てます。

 日本児童書大手「ポプラ社」の中国現地法人「蒲蒲兰」社の総経理で、日本の「絵本」をいち早く中国に紹介し、「絵本」と言う日本語での表現を中国語としても定着させたキーパーソンでもある石川郁子さんにお話を伺います。

 ポプラ社の北京への正式な進出は、今から10年前の2004年に遡ります。

 1990年代末、北京でのブックフェア出展で「中国に絵本がない」ことを知った同社の先代社長が「いつか中国の子どもに絵本を読んでもらいたい」という思いが出発点だったそうです。

 当時、元社長の通訳をしていた石川さんのところに、「いつか必ず中国で会社を作ります。その時は手伝ってください。10年はかかりますが、待ってくれますか」というお誘いが入りました。

 それまで日本での自営業を経て、中国留学、中国国営出版社の勤務、また、中国の人気小説の訳書を出したこともある石川さんですが、元社長の情熱に心打たれ、また「絵本」という新しい文化の中国への紹介に自らも強い興味を抱いていました。

 それから10年が経ちました。石川さんは「北京蒲蒲蘭」社が中国でオリジナル漫画として開発し、日本語に翻訳され、ポプラ社から日本で出された中国発の絵本『悟空、やっぱりきみがすき!』を手に、スタジオにお見えになりました。

 さて、これまでの10年、「絵本」という読み物の中国での発展の様子はどうなっているのか。石川さんから見れば、中国で出版されている絵本と日本の絵本とは何か違いがあるのでしょうか。また、日本で人気のある絵本は中国でも人気があるのでしょうか、などなど。今回は「絵本」に特化して色々とお話を伺いました。

 ぜひお聞きください。そしてご質問のある方、どうぞこのページの下にある「書き込みはここから」宛てにお寄せください。

 【石川 郁子(いしかわ・いくこ)】さん

 (株)ポプラ社執行役員/中国現地法人 北京蒲蒲蘭文化発展有限公司 総経理(COO)

 東京都生まれ。東京女子大学文理学部日本文学科卒業・同大学院日本文学専攻。塾講師などを経て1989年中国に語学留学。

 91年から2000年まで中国外文出版社に翻訳スタッフとして勤務し、日中共同出版雑誌『日中経済ジャーナル』副編集長を経て、フリーの著述・翻訳業、ホームページ「サイバーチャイナタウン」の運営に携わる。

 訳著に『北京無頼』(王朔 著)。

 00年(株)ポプラ社の中国事業に参入し駐在事務所代表を務める。

 04年から現職。ホームページ http://www.poplar.com.cn

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