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4月17日 日本のお茶の原点、径山茶の里を訪ねて

2013-04-18 16:58:50     cri    

 日本のお茶の起源と言われている径山茶で有名な生産工場、杭州余杭区径山古鐘茶厂を訪ねています。李水富社長の家に泊まり、径山茶を実体験することになり、17日はさっそく工場の見学、中国ブランドを確立したお茶作りを知ることができました。

 径山茶と日本の関係は深く、800年ほど前の宋代に、仏教の修行をするために径山寺に留学した僧侶も多く、径山茶や茶道具などを持ち帰り、日本のお茶の原点になったとされています。清代末期に一度、お茶の生産も途絶えますが、1970年代後半に復活し、今では数々の賞を受賞する名茶として知られ、李社長の径山茶は浙江省著名商標を持つ、中国でも有数のブランドとなっています。

 海抜800mの山間で生産されるこのお茶は、径山毛峰茶とも呼ばれ、温暖ながら昼夜の温度差が激しく湿度もあり、お茶に適した地域です。李社長が所属しるお茶の組合(25の農家)は無農薬で栽培され、「真色真香真味」と、緑色の細長い茶葉が特徴で美しく、味はまろやかで、百合の花の香りが楽しめます。まずは初日となった工場見学の模様を写真グラフで紹介します。


摘採した生葉を運び込んで一旦軽く干す。香りが何となく花の香りが漂う。


茶葉を運び込むが生葉の状態もチェック。


加熱を加え酸化酵素の活性を止める。色がほんの少し落ちる。


200度に加熱された鍋のようなものの中で、両手でかき回しながら茶の形を整える。

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