甲府での初の日本滞在~李陽さんの巻
つばめ、斉鵬 VS. 李陽
2013年の年明け早々、CRIからの25代目のUTY研修生・李陽さんが職場に復帰してきました。
昨年8月からこの1月までの半年間、日本の夏、秋、冬を体験してきました。李陽さんは、日本語の勉強を始めて8年になりますが、今回は初めての日本訪問です。
UTYオフィスでの座席 富士山からの生中継に出演
「何もかもが新鮮だった」という李陽さんの日本滞在の感想は?
おりしも、昨年9月以降、釣魚島問題が発端となり、両国の政治関係に波風が立ちました。しかし、李陽さんの話を聞くと、まわりの人々は「まったく影響を受けることなく、相変わらず親切に接してくれました」との事。民間交流の強さと暖かさを実感していました。
スタジオには、24代目研修生の斉鵬アナも加わりました。一年上の先輩、斉鵬アナは李陽後輩の訪日前に、日本での研修や生活について、自らの体験に基づき、実に事細かに経験を伝授しました。
2013年の初日の出と富士山 仲良し3人組で誕生日を祝う
今回は「生活篇」「仕事篇」「レジャー篇」と話を進めていきたいと思います。
日本の会社の様子から人情、風景、年越し…「日本は世界で最もきれいな国」だと感銘を受けて帰国した中国人若者・李陽さんの目に映った日本をぜひお聞きください。(Yan)
いつも研修生がお世話になっている神宮寺ご夫妻 UTYアナウンス部の皆さん
UTYで学んだこと
李陽
UTY25代目の研修生として、2012年7月26日から、2013年1月20日まで、山梨県甲府市で半年間の研修生活を送りました。初めての日本ですから、いろいろなことを体験し、いろいろな所に行き、大変勉強になり、本当に楽しい毎日でした。
UTYで過ごしたこの半年間、私が学んだ一番大切なことは、仕事に対しての責任感とプロ意識です。去年12月7日日本時間の午後5時18分頃、三陸沖でマグニチュード7.3の地震が発生し、甲府市も震度3でした。皆さんはそのとき、UTYのオフィスで、夜のニュース番組を準備していました。地震を経験したのは初めてではなくて、日本は地震多発の国だと知っていましたが、こんなに強くて長い揺れは初めて!やはり怖かったです。しかし、まわりの皆さんは慌てる人は一人もいなっかたです。慌てるどころか、すぐテレビの報道マンとしての行動が始まりました。カメラマンはすぐカメラを取り、アナウンサーはすぐ地震の様子を報道し、ほかの人たちも、それぞれニュースを書き、地震の状況を確認し、すべて地震の対応に当たっていました。
このような光景を見た私は、本当に感動して、皆さんを尊敬しました。このようなマスコミ人としてのプロの意識、仕事に対しての情熱や責任感を、これからも私は仕事に生かしていきたいと思います。
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