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7月15日 中国の旅

2011-07-15 18:59:32     cri    
























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世界の奇観、四川省の世界自然遺産、黄龍

 中国四川省の北西部には岷山山脈があり、この山脈の南には秘境と呼ぶにぴったりの場所があります。ここは、色彩に富んだ池、渓流、滝、雪山、森、谷、古い寺とった7つの特徴を持つ有名な観光地です。毎年、国内外の観光客がのべ100万人以上ここを訪れます。その観光地は黄龍観光地です。

 四川省のアバチベット族・チャン族自治州松潘県に、四川省の高さ第三の高原雪山、岷山があります。黄龍国家レベル観光地は岷山の主峰の麓にあり、海抜は1700メートルから5588メートルにも達します。観光可能なエリアの平均海抜は3000メートルです。ここは1982年に初めて国家レベル観光地に指定され、1992に年ユネスコの世界自然遺産に指定されました。

 黄龍は高原地域で完全に保護されている唯一の湿地です。観光地は黄龍溝、牟尼溝、丹雲峡、雪宝鼎、雪山梁、紅心岩、龍滴水といった7つの部分からなっていますが、現在、観光できるエリアは黄龍溝と牟尼溝の2ヵ所です。この2ヵ所は面積が1830平方キロで、観光できる中心エリアは91平方キロです。観光区には長さ3600メートル、幅は30メートルから170メールの地上カルスト景観があり、上空から眺めればこの地帯はまるで黄色い龍が緑の森の中を泳いでいるようです。このためここは黄色い龍、黄龍と呼ばれるようになったのです。これについて現地のガイド、馬さんは次のように説明してくれました。

 「黄龍はチベット語で『セアルツォ』と呼ばれ、意味は黄色い湖です。この観光地の景観は数億年前のカルスト地形が風化してできたものです。今は山の頂上から麓まで、池が3400あり、炭酸カルシウムが池の底に沈みたまっています」

 炭酸カルシウムの沈殿物は中国のほかの地域でも見られますが、黄龍観光地ののように規模が大きく、色が鮮やかで豊富な地域はめったにありません。ここは地質構造、氷河遺跡、動植物がほぼ完全に残され、炭酸カルシウムの沈殿物博物館と呼んでも言い過ぎではありません。

 主峰、雪宝鼎から流れ込んだ水は黄龍観光地に流れ、渓流となり、さらに山の坂に沿って流れ滝となります。一番大きな滝は高さ14メートル、幅68メートルです。滝の背後には黄色い岩の崖があり、流れるしぶきが日差しを反射し虹をつくります。虹がまるで空から降りてきたようです。なんと神秘的な風景でしょう。

 さきほど、山の頂上から麓まで炭酸カルシウムの沈殿物がたまった池は3400個と紹介しましたが、これらの池のうち面積の大きいものは数千平方メートルにもなり、小さいものは数平方メートルです。いずれも、扇形、丸形といった形をしています……(担当:任春生)

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