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・ シンガポール篇

2010-09-20 16:28:17     cri    

 「月を仰いで共に時を刻み、友と過ごす佳節の楽しさ」旧暦の8月15日は中国の伝統的な中秋節の節句です。中華文化の影響を受け、中秋節は東南アジアと東北アジアの国に住んでいる華僑の伝統節句でもあります。各国の風習が違うため、同じ中秋節でもそれぞれの祝い方がありますが。祝い方は違っても、人々の生活への愛情と素敵な未来への憧れを中秋節に託すは同じです。

 華僑華人が多数を占めるシンガポールは、毎年旧暦の8月15日にあたる中秋節を非常に重視しています。この伝統的な祝日である中秋節には、家族揃って、一家団らんを楽しむ時期であり、親しい人やお世話になった人に月餅を贈ったり、感謝の気持ちを表したりする良い好機でもあります。

 シンガポールはアジア屈指の観光大国として、中秋節が近づくと、有名なシンガポール河畔、チャイナタウン(牛車水)、裕華園などの観光名所には、カラフルで様々な形をした巨大なランタンが飾られ、まるで生きているような躍動感を持つため、非常に人気が集まっています。

  

  
  

 過去の中秋節では、シンガポール・リバー河畔に、長さ300m×高さ4.5m、総工費7万ドルの龍のランタンが設置されました。夜のとばりが降りるころ、龍型のランタンの明かりをつけると、輝きは水面に映え、非常に壮観な景色が広がりました。そして、チャイナタウンである牛車水では、ネパールやベトナムなどの国家から輸入した巨大なランタンが飾られたほか、1364個の小さく赤いランタンで作り上げた44本の龍の模様で観光客の眼を引きつけました。さらに、裕華園フェスティバルでは、可愛らしいディズニーキャラクターのランタンや北京天壇公園の模様のランタン、また巨大な龍のランタンも大いに注目を集めました。(馬 ゲツ)

  

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