日本では、旧暦の8月15日は「十五夜」或いは「中秋の名月」と呼ばれています。日本人はこの日に月を愛でる風習もあり、日本語で「月見」と言います。日本の月見は中国から1000年前に伝来し、月見をしながら、宴会を行う「観月の宴」という風習が現れました。中秋節に月餅を食べる中国と違って、日本では「月見団子」というお団子を食べます。この時期は農産物の収穫の季節であるので、自然の恵みに感謝の意を表すため、さまざまなお祝いをします。明治維新後に旧暦が廃止され、陽暦を実施する様になりましたが、現在でも日本の各地で月見の風習がまだ続いています。今でも中秋節で月見の会を行うお寺と神社もあります。(陳博)
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