四川料理はその歴史が長く、味は非常に美味しいことで知られ、中でも四川省の省都、成都は国内外でも有名です。
四川は中国人なら誰でも知っているグルメの里です。四川料理は、中国の伝統的な4つの料理の系譜の一つで、独特な調理法と味付けが特徴となっています。四川料理は種類が多くて食材も豊富です。
統計によって、四川料理はおよそ4000種類あり、代表的な料理は、マーポー豆腐、宮保鶏丁(ゴンバオ ジーディン・鶏肉のナッツ炒め)、樟茶鴨(ジャン チャーヤー)、回鍋肉(ホイコーロー)、魚香肉絲(ユイシャンロース)です。料理人は、料理の見た目はもちろん、香り、味、形にも工夫を凝らしています。
四川料理の特徴は辛いです。しかし、中国ではひとことで辛いといってもいろんな辛さがあります。四川料理の辛いというのは、「麻」の辛さが特徴で、実は「麻」の辛さは山椒の辛さのことです。ピリピリと刺激があります。
日本人でも、四川料理が好きな人が多いです。北京でも本場の四川の味を楽しめるレストランもあり、ご紹介したいと思います。
北京に地方都市の出張所がたくさんあります。まずは四川省政府出張所つきのレストランをお勧めします。レストランの名前は貢院蜀楼で、場所は北京市東城区建国門内貢院頭条5号 です。もう1ヵ所は、「麻辣誘惑」というレストランは、北京市西城区西単北大街176号中友デパート8階 (西長安街付近)です。(担当:任春生 吉野綾子)