6月1日は国際児童デイ。日本では、3月3日は「ひな祭り」、5月5日は「子供の日」なので、6月1日にはあまりイベントがないようですね。中国では、6月1日の「子供の日」に子供だけではなく、大人もわくわくする日になっています。

　中国最大のショッピングウェブサイト、「淘宝網」の統計によりますと、今年、子供の日の前の一週間、このウェブサイトの子供用品の売り上げは4億2000万元、日本円でおよそ58億3000万円以上。去年より115％増えたということです。内訳は、子供の服や粉ミルクが最も多く、おもちゃは第3位でした。また、ネットショッピングを利用した親は一人平均、200元以上の買い物をしました。

　調査によりますと、おもちゃ類ではIQやEQの成長を手助けできるようなものの売り上げが特によく、運動器具も人気です。現代の親たちは成績だけがよければいいとは思わなくなって、社交能力や運動力も重視するようになっています。

　今年の「子供の日」には面白い現象があります。大人も「子供の日」に互いにショートメッセージを送ったり、おもちゃをプレゼントしたりします。親が子供には買わない豪華なおもちゃは70年代生まれ、80年代生まれの大人が買ったりしています。ドラえもん、ハローキティなどキャラクターの小物や化粧品も人気です。

　小さい頃の思い出はいつまでも忘れないものですね。そして、その頃の夢は大人になっても見続けるものですね。