2010年の春節は今日で終わります。１週間の大型連休で地方出身の人々は実家で両親と暮らして美味しい故郷の料理を食べたり、また、親戚や小、中学校の先生の家を訪ねたりして、この１週間を過ごしたでしょう。

　実は多くの人々は帰りの混雑を避けるため、3が日が過ぎるとすぐ都市部に戻りました。帰省する人々が多いため、帰りの混雑は28日まで続くでしょう。

　中国人は旧正月中は何をするかについては地方によって違いますが、私の場合は実家が江蘇省のある鎮にあります。これは日本の行政単位の町に当たります。実家に帰省する時、親戚と小、中学校の先生の家を回ったり挨拶し、また同窓会に参加したりして過ごします。

　しかし、北京で正月を過ごすと過ごし方は大部違います。北京はいろいろな場所で縁日が行われます。縁日はたいてい有名なお寺などで開かれます。縁日、お寺などを見学するほか、北京の有名な軽食・点心などが食べられます。縁日のほか、映画館、カラーオケ、ディスコ・クラブ、ナイト・クラブなどの娯楽施設が多くあり、休日の過ごし方は農村より豊富です。都市にしろ、農村にしろ、春節を楽しく過ごせればいいです。（担当：任春生）