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<閔記者>廃墟となった中学校が遺跡公園に!?(写真特集)

2009-05-07 10:52:06     cri    

 一行が訪れたのは、成都の北にある彭州市白鹿鎮の白鹿中心学校。ここは義務教育である小学校・中学校が一つになった9年制の学校です。というわけで、中学3年生はこの学校で「9年生」と呼ばれることになります。

地震で隆起した地面。もともとは平らな運動場だったそうだ。

学生寮だった

工事中の売店

懐かしい黒板

 去年の四川大地震で、校舎が大きなダメージを受け、復旧工事をしても使うことは不可能だそうです。地震の再建で資金不足に直面している今、旧校舎を取り壊して新校舎を建てる余裕はありません。にっちもさっちも行かない時に地元政府は、いいアイデアを出しました。

ぼろぼろの教室

教室の入り口。毛沢東時代の名残も

大地の割れ目に雑草がいっぱい生えている

 それは旧校舎をそのまま観光用の「遺跡」にすることです。しかも学校の場所は、道路から離れた山の麓にあるので、人が集まることの近所迷惑にもなりません。この「遺跡」を開発するにはほんの少しコストが必要ですが、校舎の手前に売店などを作り、その利益を当てることを見込んでいます。商売の話はともかく、ここに足を運んでみると、地震の破壊力の強さに改めて驚かされます。

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