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広州アジア大会話題7:発展を続ける広州の民間芸術

2009-05-18 12:02:33     cri    




















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 広州の民間芸術と言えば、象牙彫りや、玉の彫刻、木彫り、それから広州の広に彩りと書く「広彩」つまり広州の陶磁器、さらに広州刺繍などが挙げられます。

 清の時代から広く知られるようになってきた広州の陶磁器「広彩」は、色鮮やかな絵柄と金のメッキで人々に好まれています。中国文化と西洋文化が融合したものとして、中国の陶磁器の特徴のほか、西洋画の手法を取り入れています。広彩には嶺南地方でよく見かける題材が描かれています。例えば、竜や鳳凰、蝶、古代の人物などです。この「広彩」について、広東省文史研究館の研究者である黄ミャオ章さんは「清の時代、外国人の間で中国の陶磁器に人気が集まった。そこで最初のうちは、中国の陶磁器の町として知られている江西の景徳鎮へ買いにいったが、その後は、まず景徳鎮で何も描かれていない白い陶磁器を買い、広州で陶磁器の表面に絵付けをしてから、海外に売り出すようになった。こうして、広州の陶磁器である「広彩」は国外で知られるようになった。現在、多くの国で、博物館や個人的なコレクションの中に「広彩」が含まれているのを見かける」と語りました。

 広州刺繍とは、広州を中心とした珠江デルタ地区に伝わる民間の刺繍工芸の総称です。1514年、ポルトガルの商人が広州刺繍を買い国王に贈ったところ、国王は非常に喜び商人に褒美を授けました。それ以来、広州刺繍は有名になりました。

 広州刺繍の特徴について、民俗専門家の仇耀明さんは「広州刺繍の特徴と言えば、花と鳥の絵を取り入れているところだ。絵がきちん描ける人でなければこの刺繍はできる。また、広州刺繍は非常に立体感がある」と述べました。

 もし広彩や広州刺繍、木彫り、玉の彫刻など広州の芸術品を見るなら広東省民間芸術博物館がお勧めです。1959年にオープンしたこの博物館には2万点近くの民間芸術品が保存されています。この博物館の李卓キ館長は「ここに来れば、さまざまな芸術品を見ることができるだけでなく、民間工芸の展覧会も見学することができる。この展覧会は毎年30回ほど開催されていて、広州の民間芸術家たちが、訪れた人たちに広州の民間芸術を紹介したり、作り方を教えたりする」と紹介しました。

 2006年、中国で初となる無形文化遺産に、広州に伝えられる広東オペラや広東音楽、広州刺繍など7項目が登録されました。さらに、2008年には玉の彫刻、広彩など6項目が登録されました。

 国家と一般市民の努力で、広東省の民間芸術は発展を続けています。こういった民間芸術の数々に興味を持たれたら、ぜひ広州まで足を運んでみてください。

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