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広州アジア大会話題4:世界へ開いた南の門ーー広州

2009-04-27 12:10:31     cri    




















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 再来年の2011年11月に行われる第16回アジア大会の開催地は、中国南部の都市・広州です。

 広州は中国で3番目に大きい都市で、広東省の省都です。広州は広東省の中南部、珠江デルタ地域の北側にあるだけでなく、香港とマカオに隣接していて、華南地域の交通や通信の中枢、そして重要な貿易港でもあるため、中国が世界に向けて開いた南の門と言われています。

 広州市の総面積は7434.4平方キロで、10の区と2つの県レベルの市があり、人口は1000万人を超えています。緯度が日本の沖縄県あたりと同じで亜熱帯にあるため、夏は涼しく、冬は暖かで、一年を通して春のような気候です。中国の黄河、長江について大きな河川である珠江も広州市を流れています。

 広州市の中心にある越秀公園には5頭の羊の塑像がありますが、これは広州のシンボルです。広州アジア大会のマスコット・5頭のかわいらしい羊はこの塑像をモチーフにして創られました。普段、越秀公園で羊の塑像を見ている広州市民の古威さんは「この塑像は広州の歴史と文化を代表するものといえる。そして、広州の人々が1つになって、上に向かおうとする精神を象徴している」と述べました

 広州の歴史は長く、実に2223年もありますが、対外交流も昔から続いています。当時から広州は中国の対外通商の港で、古代の海のシルクロードの出発地でした。広州港はいっとき世界で最も有名な貿易の港として知られていました。このことを広州博物館の曾玲玲さん「貿易を行えば交流が始まる。それで、貿易のための「通路」もできた。この通路は、貿易のためだけでなく人々の往来、文化交流の役割も果たした。東と西の文化交流はこの通路を通じて発展してきたのだ」と語りました。

 広州は中国で有名な華僑のふるさとです。広州市出身の華僑と外国籍の中国人は52万人あまりで、世界116の国と地域に広がっています。また、中国へ帰ってきた華僑やその家族は100万人以上います。こういった人々が広州の発展を支えてきています。中国は改革開放政策が始まって30年がたちますが、その間、華僑や華人、及び香港とマカオの同胞が広州市に貢献した金額は36億元あまりに達しています。

 ところで、広州といえば食、食べ物で有名ですが、広州には、目でも香りでも楽しめる広東料理のほか、国内外のさまざまな料理が集まってきています。このことからも「食は広州にあり」という言葉があるのです。広州市民の植紹強さんは「広州の食べ物は本当においしい。世界各地のおいしいものが全てそろっているだろう。観光に来ても広州はいいところだ。今、広州のあちこちがアジア大会に向けて整備されているので、開催の頃にはすっかりきれいになる」と述べました。

 広州市民の努力で、広州の経済は1978年から始まった改革開放政策で、大きな成果を収めました。広州市のGDP・国民総生産は平均して14%の割合で成長しています。総合的な経済力から見れば、10数年連続で、上海と北京についで全国第3位にランクされています。

 絶えず発展し続けている中国の南の門・広州。今、広州ではアジア大会が素晴らしいスポーツの祭典となるよう日夜準備が進められています。

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