西洋料理の代表ーーマクドナルド
ハンバーガーで有名なマクドナルドは、世界120ヶ国に約28,000店を有しています。おそらくこの数は世界のどこに行っても目にすることができる数ではないでしょうか。
中国では、2008年になると、マクドナルドは約1000を超える店舗を持つようになるということで、欧州と比較して画一的にデザインされています。赤色の背景地に黄色のM字ロゴ、そこに白文字で「マクドナルド」「ハンバーガー」、場合によっては「ドライブスルー」と書かれています。
街並みに溶け込んだ落ち着きのあるマクドナルド、昼と夜の顔を持つマクドナルド、内外装の美しいマクドナルド。中国固有、その都市固有の歴史的条件(例えば、古い石造りの建築物による歴史的街並みの形成)や社会的条件(例えば、使用できる色や素材の規制)が影響しています。
東洋料理の代表ーー吉野家
もはや牛丼は、日本の国民食といってよいほど親しまれているメニューのひとつと言えるでしょう。牛丼が手軽に食べられるお店はたくさんありますが、牛丼といえばチェーン店の代表格「吉野家」を思い浮かべる人が多いのではないでしょう。「吉野家」は中国国内にも「吉野家」は進出しています。
中国にある「吉野家」は日本の吉野家よりも広い感じです。吉野家というと、日本では細長いカウンターがコンパクトに収まっている店舗が一般的です。ごく少数の店員さんがお店を切り盛りしていて、お客は注文も食事も会計もカウンターに座ったまますませることができる合理的なシステムになっています。
中国では、日本のハンバーガーショップのように、まずカウンターで注文し、それを各自でテーブルに運んで食事をする形式になっています。
カウンター内部には料理を用意する担当とレジ担当の店員さんが働いていますが、日本の店舗に比べると大勢の人員が配置されているような印象を受けます。カウンターの奥に厨房があり、カウンター上部にメニューの掲示板があります。お会計をすませてから食事の乗ったトレイを受け取ります。
あとは空いている席を見つけて座り、「いただきます!」となるわけですが、店内はゆったりとしていて広めです。日本よりもゆっくりと、お喋りを楽しみながら牛丼を食べられそうな雰囲気ですね。2人席、4人席もたくさんあります。
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