中国広東核電集団と中国平安保険は26日、深圳で戦略的協力協定を交わし、中国広東核電集団の新たなプロジェクトとなる保険や原発産業ファンド、クリーンエネルギーなどでいっそう協力することを取り決めました。
中国広東核電集団の銭智民董事長は「中国広東核電集団と中国平安保険の協力は何年も続いたが、これまでは保険事業の協力が中心だった。戦略的協力協定を交わすのは双方のいま進めている協力を広げることが狙いだ」と述べました。
中国平安保険の馬明哲董事長兼CEOは、双方の協力は金融業と産業の協力の模範となると表明しました。
業界の専門家によりますと、中国広東核電集団と中国平安保険の協力は産業と金融の相互促進、共同進歩に前向きな意味を持ちます。深圳が地域金融センターと「本部」ビジネスを目指す時期に、両大手は戦略的協力協定を交わしたことで、より早い発展を実現しつつ、深圳の発展に貢献することは間違いないのです。
中国広東核電集団は中国の唯一の原発が本業であり、国務院国資委が管理監督するクリーンエネルギー企業です。今年2月末時点で、中国広東核電集団の原発ユニットは4基、総出力は394万8000キロワットと、全国の43.5%を占め、2007年の送電量は全国原発送電量の47%を占めました。
中国平安は保険、銀行、投資が柱の総合的金融サービス施設、生保販売員30万人、保険契約者4000万人、企業契約者200社を抱え、全国にサービスのネットワークを張り巡らし、保険、銀行、企業年金、資産管理などの分野で素晴らしい業績を上げます。中国平安は国際化、専門化の管理チームと金融サービスの豊富な経験を抱えています。(新華ネットより Lin)
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