新華社全国農副産物と農業資材価格相場システムのモニタリングによりますと、中国の個別の都市はすでに食用油の価格をコントロールし始めた模様です。3月10日、市場の相場は全般的に安定したが一部に波動が起きました。野菜価格が全面的に下降した中で、サヤインゲンだけが上昇。米、小麦粉、肉類、水産物、乳製品、果物の価格は安定しています。黒龍江省の卵価格は明らかに上昇しており、注意が必要です。
食用植物油:
監視されている3つの食用植物油品種の全国供給は依然として緊迫している。個別の都市では食用油の価格に対しコントロールし始めた。そのうち、江蘇鎮江のピーナツブレンドオイルの価格が明らかに反落しています。
四川各地の菜種油の価格は全面的に上昇し、昨年同期を80%ー100%上回りました。菜種油は地元で消費量が最も多い食用油で、値上げの主因となっているのは今春の雪害による菜種の減産です。今年の上半期、菜種油の価格は上昇し続けると見られます。
加工済みの食料:
価格は安定しています。95%強の都市のインド型イネ、粳米、強力粉、標準粉の価格は前日並み。北京玉泉路市場情報部の責任者によりますと、ここ4年間、小麦粉の価格は比較的安定しているということです。これは中国食糧の生産量が4年連続で増産を実現したことに関わっています。春耕作を間近に控えると、農民は農業資材を準備するため、小麦を売り出し始める。市場の供給は全般的に需要を上回っている。これにより上半期、小麦粉の相場は比較的安定します。
家禽の卵:
価格は基本的に安定していますが、黒龍江省の卵は明らかに値上がりしました。一般的な新鮮卵の全国平均価格は3.56元/斤(1斤=500グラム)。9日の価格と横ばいで、中抜きのホールチキンは7.49元/斤と9日のそれを小幅に下回りました。
黒龍江省のチチハル、双鴨山、鶏西、大興安嶺の卵の価格は上昇し始めました。大興安嶺情報採集員の韓淑麗氏によりますと、値上げの主因は鶏飼料の値上がりだということです。
野 菜:
価格は小幅に動いています。サヤインゲンの価格は引き続き上昇。監視されている13種類の品種のうち、ホウレンソウ、油菜、白菜、キンサイなどの青物価格は大幅に下降しました。サヤインゲンは上昇を続け、7日前と比べ、その平均価格は6.5%上がっています。
肉 類:
85%強は都市肉類価格に変化がありません。価格が下降した都市の数は上昇した都市の数を小幅に上回りました。
水産物:
80%前後の都市のソウギョ、鯉、レンギョ、フナの価格には変動がなく、個別の都市は急激な波動を起こしています。
乳製品、果物:
価格は全般的に小幅に波動しました。95%強の都市の袋入りの純牛乳と全脂ヨーグルトの価格には変化がありません。大多数の地域の果物価格は引き続き安定しています。(新華ネットより)
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