北京市2008工程建設指揮部で指揮をとる陳剛副市長は28日、北京五輪の競技場の建設状況に関する記者会見で、第29回オリンピックの要求を満たすためには、北京市内にあわせて31の競技場、45の練習場を建設する必要があるとし、これまでに建設工事が最終段階に入った国家体育場(鳥の巣)を除くほとんどの施設(30の競技場、44の練習場)が完成したことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
陳副市長は、北京市や関連部門が厳密なコスト管理により建設工事の全工程で厳格な監督・検査を行ったことで、「節約型オリンピック」の約束を果たすことができたと発表した。コスト管理の面では、伝えられるところによると、31の競技場の投資総額は130億元以内とされ、そのうちメインスタジアムの「鳥の巣」は35億元以内に抑えることが定められた。投資総額の中で中央財政および地方財政が占める割合は約51%で、残りの部分は社会各界からの融資や寄付でまかなわれた。(人民網から)
「人民網日本語版」2008年1月29日
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