2008年春節(旧正月)期間の鉄道輸送方案ー中国鉄路運輸方案が2日に打ち出されました。1月23日から3月2日まで40日間にわたる「春運(旧正月の輸送ピーク期)」期間は1億7860万人の鉄道利用者が見込まれています。
鉄道省によりますと、春節の前の15日間は鉄道利用者は主に北京、広州、上海、杭州に集中するが、旧正月後の25日間は、成都、重慶、武漢、南昌、合肥、阜陽などに集中する見通しです。そのうち、鉄道路線でいうと利用客が京広、京九、京滬、京哈、隴海、蘭新、滬昆、焦柳、襄渝、宝成、湘黔、黔桂、川黔などの鉄道路線に集中するということです。
鉄道省の関係者によれば、学校の学生募集規模の拡大と国民生活水準の向上が、学生、出稼ぎ労働者、帰省者、観光客などの鉄道利用者の大幅増を牽引しています。「春運」期間は、上海、寧波、杭州行きの利用者が大いに増加するだろうと見ています。
2008年「春運」の鉄道利用者の大幅増に応えるため、鉄道担当部門は、臨時・直行便311便を増便したほか、正常時、ラッシュ時、非常時に備える3つの輸送対策も講じています。
また、「春運」期間の輸送の安全確保、切符販売、帰省する学生と出稼ぎ農民の輸送確保、鉄道サービスへの監督、伝染予防などに関する方策も打ち出されています。(新華ネットより)
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