水不足に悩む北京市は、市民の家庭への節水器具の設置を進めています。来年、北京市は都市における最低生活保障家庭を対象に、基準を満たしていない水道蛇口などの給水設備を無料交換する予定です。それにより、北京市内の85%の家庭では節水器具の使用が可能になる見込みです。
北京市はまた、公共建築物への節水器具の設置に力を入れ、来年、政府機関、学校、病院などの公共浴室に節水用オートメーションシステムを導入します。
統計によりますと、2000年、北京市における一人当たりの水資源の保有量は300立方メートルに満たなかったのです。全国平均レベル(1人当たり2200立方メートル)と比べると、わずか8分の1という程度で、世界平均レベルと比べると、なんと30分の1となっているということです。(新華ネットより)
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