今年は中日国交正常化35周年にあたり、中日文化スポーツ交流年でもあるということで、その友好ムードがさまざまな分野に反映されています。経済の世界でも中日協力プロジェクトや中日交流のイベントが盛んに行われています。そのうち、最も注目を集めたのは14日、神戸で開幕し、中国系の企業経営者が一同に会した世界華商大会です。
『以和為貴(和を以って貴しと為す)』を提唱した聖徳太子が遣隋使を送ってから1400年が経った今年、アジアと縁の深い神戸、大阪で世界華商大会が開催されたことは、中国人と日本人の相互理解をいっそう深めることになるでしょう。
では、在日華僑華人の歴史や生活の現状はどうでしょうか。中国と日本との交流の先頭に立っている在日華僑華人は、祖国の中国と第二の故郷の日本との関係をどう見ているのでしょうか。先月、横浜中華街で、日本華僑華人聯合総会の曽徳深会長にインタビューしました。「経済スクランブル」、今週はその内容についてご紹介します。(琳)
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