北京はこのところ、夜間の気温が20度を切り、朝晩がたいへん凌ぎやすくなりました。さて、9月は中国で新しい学年が始まる時期です。この新学年の開始とともに、最近、北京の不動産価格が少し上がっています。これは主として、学校が密集した地域で起きている現象です。場所や広さにもよりますが、平均すれば、住宅一軒あたり、いつもより100元から300元ほど値上がりしたようです。その多くは、子どもの通学に便利になるようにと、学校のすぐ近くに引越してくる親が多いためのようです。また、大学周辺には、大学院の受験勉強や、研修を受けるためにやってきた人たちも多く、賑わっているようです。
新学年が始まるにつれ、忙しくなったのは学生や生徒たちだけではありません。9月に入ると、大型連休となる国慶節も近づいてきました。国慶節商戦に向けて、企業もさっそく動き出しています。今週の『経済スクランブル』では、いつもの「経済ニュース」のほか、「ビズ・ゲスト」でこうした取り組みをしている日系企業、シャープの中国での総責任者・菅野信行董事長にお話を伺います。どうぞ最後までお聞きください。
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