北京は昼は真夏の暑さが残っているものの、朝晩がたいへん過ごしやすくなりました。皆さんのところは、いかがですか。
さて、8月最終週に、ちょっとした波紋を呼ぶ出来事がありました。春に募集を始めた北京五輪入場券の一回目の予約の抽選結果が出たのです。開会式の入場券は競争倍率が20倍ぐらいになっていました。北京放送日本語部では、インターネットでチケットを予約した人が何人もいましたが、開会式や閉会式に当たった人は一人もいませんでした。また、一般競技の試合は、予選はともかく、決勝戦だと倍率が高くなり、当たる確率がぐんと下がりました。北京にいながも、五輪はやはり、主として、テレビの実況中継で見ることになりそうです。
8月最終週のもう一つの注目される動きは、上海と深センの株式市場が引き続き、好調な動きを見せたことです。上海総合指数は8月31日、5200ポイントを突破し、中国の株式市場18年間の歴史で、史上最高値を記録しました。今後の株式市場の成り行きについて、慎重論と楽観論とに別れていますが、果たして9月以降の変動はどうなっていくのか、目が離せません。
今週の番組は経済ニュースと内蒙古シリーズからなっています。経済ニュースでは、株価指数の動きのほか、国家発展改革委員会馬凱主任が総括した中国経済の潜在的なリスク、さらに、中国はMade In China(中国製商品)の信頼を回復するため、全国範囲で特別行動を始めたといった動きを伝えます。後半の内蒙古シリーズでは、引き続きエレンホト市での取材リポートをお送りします。どうぞ最後までお聞きください。
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