上海錦旅出国部の楊東・経理助理によりますと、同ツアーの低料金は主に、チャーター便利用によって実現したものです。つまり、日本の旅行社が日本人客用に手配したチャーター便は杭州に到着。この日本人客が帰国する前に、航空会社はチャーター機の空席を利用して、中国人観光客を日本へ連れて行く。その後、これら2団体の旅行日程の時間差を利用して、先に中国人観光客を日本から杭州に戻し、杭州を観光し終わった日本人客を「ついでに」連れて帰る、という効率の良い方法によって、航空券コストが大きく減少したといいます。このほか、新潟という地方が多くの中国人観光客にとって良く知られていないため、現地の観光業各部門は、観光、ホテル、飲食など各方面で、観光客に優待キャンペーンを実施しています。この優待もかつてない低料金実現に一役買いました。

　ツアー料金は破格の値段ですが、観光客が実際旅行するとなると、結局どのぐらいの費用がかかるでしょうか。記者が21日、上海中国青年旅行社の同ツアー担当者に観光客として問い合わせたところ、担当者は、ツアー料金3980元には航空券税850元とガイドへのチップ200元は含まれないほか、ツアー3日目の自由行動では、ツアー参加者は東京ディズニーランド（もしくはディズニーシー）か自由ショッピングを選ぶことが可能で、この日の昼食と夕食は自己負担だと説明しました。おおまかに計算すると、参加者がこのツアーで実際使う金額は、約5300元になる、とのことです。（人民ネットより）