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『中国経済新聞』(アジア通信社)によりますと、中国で三番目の大手自動車メーカー・東風自動車会社は、2007年に日本市場へ中国製の乗用車の輸出を始めることになっています。これは、中国製の車が日本市場でのデビューとなります。
日本向けに輸出される車は、排気量2000CCー3000CCの四人折スポーツカーで、エンジンは日本三菱製のものですが、そのほかの部品は東風自動車が自ら開発したものを使っています。中国市場での販売価格は20万元(約300万円)で、日本市場ではほぼ同じレベルの価格だと予測されており、日本にける同クラスの車より10%安いものとなる見込みで、年間輸出台数は2000台に達すると見られています。
東風自動車は日産自動車、ホンダと協力関係を保っています。山東省の栄成市にある東風自動車の支社・栄成自動車は、来年、この車を8000台を生産し、日本のほか、北アメリカと韓国へ輸出することも目指しています。当面、東風自動車は日本国土交通省の車種認証を申請しており、また、販売の取り決めについても、日本のディーラー会社と話し合いを行っています。
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