第26回中日経済知識交流会が8月22日、四川省の省都である成都市のホテルで開催されました。呉儀国務院副総理がお祝いのメッセージを寄せました。
中国側の座長である王夢奎国務院発展研究センター主任、日本側の座長である福川伸次元通産(現経産)事務次官、日本機械産業記念事業財団会長、黄小祥四川省副省長、劉佩智中国共産党成都市委員会副書記・常務副市長が交流会の開幕式に出席しました。
王夢奎氏と福川伸次氏がそれぞれ中日双方を代表して開幕の辞を述べました。そして、今回の交流会が腹蔵のない交流と深く立ち入った討論を通じて、これまでの優れた伝統を発揚させて、所期の目的を達成し、さらに多くの新しい知識を共有することになると信じている、という双方の所信を述べました。
黄小祥、劉佩智の両氏はそれぞれ四川省政府、成都市を代表して熱のこもったあいさつの言葉を述べるとともに、今回の交流会のご成功を祈り、四川省、成都市としては、日本の友人の皆様とともに、協力のすばらしいチャンスをさがし求め、ともに発展を目指し、協力の成果をともに享有し、中日両国の間の伝統的な友情をさらに深めていく願いを表明しました。
中日経済知識交流会は1981年6月に発足した「マクロの角度から両国の経済の中の長期的な、総合的な課題について討論し、知識と経験を相互交流する」ことを主旨とするものです。中日双方は毎年一回経済知識交流会全体会議を開催、両国間で持ち回りで開くことにしています。今回の交流会では、「世界の政治経済情勢」、「中日経済情勢」、「中日経済協力」、「地域経済の発展」、「環境保全および省エネ分野における中日両国間の協力」などのテーマをめぐって討論しました。四川省と成都市の経済発展戦略や成都市が推し進めている都市農村の一体化戦略についても特別議題として紹介され、討議されました。
交流会の開幕後、参会者は四川省の観光資源についてもより深く知るため、九寨溝や三星堆、都江堰、武侯祠の視察、見学しました。(「チャイナネット」より)
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