日本産の輸入魚肉ソーセージから基準を超えるソルビン酸が検出された問題で、国家品質検査検疫総局は8月21日、北京市において警告通知を出し、各地の検査機関に対して日本産の輸入魚肉ソーセージへの検査を強めるよう求めました。
国家品質検査総局の関係責任者によると、深センの出入境検査検疫局が日本産の輸入魚肉ソーセージについて検査を行ったところ、7種類のソルビン酸が中国の「食品添加剤使用衛生基準」(GB2760)を超えて検出されたということです。
国家品質検査総局はすでに在中国日本国大使館へ書簡を出し、中国への輸出食品が中国の国家標準を満たすよう、日本の関連部門における中国への輸出食品管理を強化するよう求めました。
また、中国商務省は24日、「農産物輸出の『第11次五カ年(2006年ー2010年)計画』期間における発展計画」を発表しました。
2010年までの中国の農産物輸出額を380億ドルに、年平均成長率を7%にするという目標を示し、日本や韓国など伝統的な市場をゆるぎないものにし、ASEAN、EUなどの市場の開発を進めるとともに、中東、ロシアなど新興市場の開拓を行い、多元化した農産物輸出市場を作り上げることになります。
ちなみに、中国の「農産物」は一般的に、水産物・畜産物・林産物も含んでいます。(「人民網日本語版」より)
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