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無錫市の賃貸
   2006-08-04 10:17:49    cri
 無錫市では、低収入層の人々に住宅を提供する一連の改革が進められています。

 2005年5月12日は、殷元徳さん、馮新芬さん夫婦にとって忘れられない日です。この日に、夫婦二人が夢見た2DKのマンションがようやく手に入ったのです。それは政府が提供した安い家賃の家屋です。40平方メートルしかありませんが、これまでの17平方メートルの住宅より三倍近くの広さになったのです。

 「昔は一部屋しかなかった。三人家族ではとても狭いです。私は仕方なくて、台所に何年も住んでいました。現在の家はずいぶん広くなったし、家賃はわずか21元で安いし、本当にうれしいです」

 53歳の殷さんは無錫で警備員の仕事をしています。妻の馮さんは体が不自由で、仕事ができず、政府からもらう生活保護費で暮らしています。

 「家内は仕事していません。私の言葉さえ、聴いて分からないんです」

 殷さんは夫婦の少ない収入で、衣食住のほか、19歳の娘さんの学費も支出しなければなりません。今回政府から安い家賃の家屋を借りることができて助かったそうです。

 安い家賃で低収入層の人々に家屋を提供する制度が無錫で始まったのは1999年のことです。最低生活保証金を半年以上もらっていて、家族の一人当たりの住宅面積が10平方メートルの無錫市民はこうした家屋を借りられることになります。

 陳阿二さんも政府から安い家賃で家屋を借りている一人です。陳さんは一人ぼっちの高齢者で、かつては小さな商売をしていましたが、年をとってからずっと政府の生活保護費で暮らしています。これまで住んでいたところは一月300元の家賃が必要でした。

 「前に住んでいた家は、家賃が一月300元、一年で3600元ですから、とても私の払えるものではありません。このことで市政府に苦情を申し出たことがあります」

 陳さんがいま住んでいる家は、月にわずか15.9元の家賃しか要りません。政府のおかげで安心して老後を送ることができると陳さんは喜んでいます。

 安い家賃の住宅を管理する無錫市政府の管理機関の責任者は「無錫市では、低家賃住宅の制度が始まってから、合わせて2712世帯がこのような安い家賃の住宅を手にした」と次のように話しました。

 「現在、低家賃住宅の制度を進めるために、市政府側は合わせて82万元を出して254世帯に家賃手当てを支給している。こうした政策が実施されたことで、無錫市の低収入の人々も住居問題を解決することができた」

 この制度のよって多くの低収入層が住宅条件を改善することができて、経済発展の成果をより多くの市民が享受できるようになりました。

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