維坊沿海経済開発は濱海プロジェクト区、臨港化学工業区、渤海精細化学工業区、昌邑沿海経済発展区という4つのプロジェクト区を建設しています。
濱海プロジェクト区、計画面積は278平方キロで、近いうちに100平方キロを建設し、スタート段階は50平方キロです。インフラ施設が完備で、重化学工業を重点に石油化学工業、海洋化学工業、現代製造業、臨港物流業の発展を重点にしています。2006年は100億元の融資を招致し、第11次五ヵ年計画の期間中は1000億元投資する予定です。
臨港化学工業区、計画面積は22.8平方キロで、国家農業協会の命名した「中国農薬北方工業園」となっています。塩化学工業、精細化学工業、農薬化学工業、石油化学工業など一連の産業を発展しています。
渤海精細化学工業区、計画面積は108平方キロで、スタート段階は28平方キロです。塩化学工業、石油化学工業、環境保護、省エネ、海洋生物、新材料加工の5つのプロジェクト区を設け、海洋精細化学工業群の建設に取り組んでいます。
昌邑沿海経済発展区 計画面積は122.5平方キロで、スタート段階は11.5平方キロです。海洋化学工業を中心に重化学工業、医薬化学工業、石油化学工業、機械製造を発展しています。
ここ数年来、維坊は様々な融資によって、沿海地区のインフラ施設を大きく健全化し、投資環境を整っています。
維坊北部の沿海地区では電力が豊かで、220キロボトル、110キロボトルの電力網があり、4つの大型火力発電プロジェクトは竣工か建設中です。
黄河の水の引用輸送プロジェクトによって、6つの平野ダム、23の堤防が建設され、水の貯蔵量は2億6300万立方メートルとなり、プロジェクト区に十分な水資源を提供しています。(つづく 劉叡琳)
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