花が咲き誇り、ここは「バラの都」。悠久な歴史を持ち、ここは文化の発祥地。鉱産物に恵まれ、ここは豊かな黄金海岸。四通八達の交通網、ここは新しく開発された湾岸都市・莱州。
その二・海の都
莱州は優れた地理的位置を持ち、渤海湾の暖流に当たり、雲峰山の下に、莱州湾の隣に位置しています。大陸性季節風の影響を受けたものの、冬は寒くなく、夏は暑くもないし、とても生活しやいです。風光明媚な莱州湾はまるで絵のようです。ここには山東省の省都・済南に一番近い海水浴場があり、青空、海、すなはま砂浜、松の木、ここは多くの観光客を引き付けています。
莱州には魚や、海老、貝、海藻など300種以上の水産品があり、海の幸は香港、マカオ、台湾、日本、韓国の食卓まで運ばれています。手先が器用な莱州市民は編み物にたんのう堪能です。莱州は「中国草芸術品の都」と呼ばれ、ここの草編み物は世界20の国と地区に販売されています。
莱州は東夷文明の発祥地で、中国と世界が交流を行った最も早い地区の一つです。日本の遣唐使と中華文化の使者たちはここで足跡が残り、中国が対外開放する証となっています。
莱州の教育レベルが高く、たくさんの優れた学生はここから北京大学や清華大学などの名門大学に入り、中国の建設に人的資源を提供しています。莱州は中華文明に大きく寄与しました。
山と海の間にあり、莱州は文武両道の伝統を伝承しています。新中国の成立以来、数十人省クラスや閣僚級以上の国家幹部、300人以上の博士を育成しました。莱州はまた、「武術の里」と言われています。(つづく 劉叡琳)
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