第4回APEC(アジア太平洋経済協力機構)中小企業技術交流展覧会が5月18日に、青島国際会議展覧センターで開幕することになりました。今回の展覧会は国家発展改革委員会が主催し、外務省、商務省が後援、そして中国中小企業対外協力協調センターと青島市人民政府が事務局となって開催するものです。
今回展覧会は、アジア太平洋地域の加盟21カ国の中小企業に注目されるだけでなく、多くの世界的な大企業からも関心が寄せられています。メインイベントとして、中小企業アメリカの経済誌「フォーチュン」がリストアップした世界企業500社とのフォーラムが期間中に行われることになっています。
現在、香港上海銀行(HSBC)、デル社(DELL)、ゼネラル・エレクトリック社(GE)、インテル、ヒューレットパッカード(HP)、モトローラなどを含む金融、自動車、通信、エネルギー、医薬化工、製造業、サービス業など多くの世界的大企業や中国の大手企業の指導層を招いて、フォーラムを開くことにしています。これら指導者たちは、現在の経済界や企業界のホットな話題について演説を行うということです。
アジア太平洋地域の中小企業を対象とした技術展覧会に参加する理由について、多くの大企業は、「我々の重要な取引先は主に、中小企業である。一方、中小企業も国内外の大手企業に、組み立てた製品とサービスを提供している。APEC技術展覧会によって用意された展示と交流の場は、企業の拡大に無限のビジネスチャンスをもたらしている」との見解を示しました。
伝えられるところによりますと、今回のフォーラムの開催に合わせて、展覧会は有名企業展覧コーナーを特別に設置しました。現在、ハイアール、BMW、キア(KIA)、中興自動車、レノボ、デルなどの大手企業が参加を決めました。
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