1月から3月までの第1四半期の期間中、中国の海外からの技術輸入額は72億2000万ドルに達し、去年同期より72%増加しました。その内、鉄道輸送業では合わせて25億1000万ドルの技術を輸入し、去年同期より12倍も増加しました。
日本が今年第1四半期で中国への最大の技術輸出国となっています。中国は日本との間で27億3000万ドルの技術輸入契約に調印しました。これは去年同期より2.8倍に増え、中国の技術輸入総額の37.8%を占めています。その次はEUの25億2000万ドルで34.9%を占め、第3位はアメリカの7億2000万ドルで10%を占めています。
国有企業の技術輸入総額は37億3000万ドルに達して、去年同期より倍増し、全体の51.7%を占め、また外資系企業の技術輸入は32億6000万ドルで、全体の45.2%を占めています。
鉄道機関車や機械設備などの輸入が技術輸入の急速な成長を促しました。特に鉄道輸送業が引き続き、技術輸入額の成長が最も速い業界となっています。第1四半期、鉄道輸送業では合わせて25億1000万ドルの技術を輸入し、去年同期より12倍も増加し、業界全体の技術輸入契約総額の34.8%を占めています。また同じ期間に、電子と通信設備製造業の技術輸入額は全体の21.0%を占める15億2000万ドルで第2位、交通運輸設備製造業は7.3%を占める5億3000万ドルで第3位となっています。
商務省の統計によりますと、2006年1月から3月までの3カ月間、全国で登録された技術輸入契約の件数は合わせて2875件で、去年同期より29.6%増加しました。契約総額は72億2000万ドルで、去年同期より72.%増加しました。その内、技術費は37億6000万ドルで、契約総額の52.1%を占めています。全国の海外からの技術輸入は引き続き、強い成長の勢いを保っています。
技術輸入を含む合弁や共同生産による取引高は20億2000万ドルで、去年同期より17倍余り増加し、契約総額の28.1%を占めています。専門的技術情報の使用許可や機械設備の輸入額はそれぞれ16億9000万ドルと13億7000万ドルで、技術輸入額の23.4%と19.0%を占め、それぞれ第2位と第3位となっています。
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