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中国文化財探索チーム、日本の旅(後編)
   2006-06-08 15:17:00    cri
 基金の責任者は、「現在のところ、これらの文化財を返還してもらうことはほとんど不可能だ。一部の文化財は戦争中に日本に奪われたものだと証明することはできるが、その中の多くは何人もの人の手を渡っており、最初の責任者を突き止めることはできない。また、例え分かったとしても日本政府によって、すでに登録されてしまっているので、持ち帰ることはできない」と述べました。止むを得ず収集家たちは祖国のために価値の高い国宝を買い戻すことになったものです。

 7日間の探索の結果、収集家たちは、現在の日本の文化財市場が中国市場の繁栄ぶりに比べてだいぶ差があることが分かりました。民間の収集者の中にはその文化財を家に置いて昔を懐かしむ」程度にしか扱っていません。この結果、日本の民間の文化財市場は骨董品市場に近いものとなっています。中国国内の市場と比べて、日本の売り手の多くは市況を余り分っておらず、価格も中国国内より安い一方で、偽者がとても少ない状況だということです。

 伝えられるところによりますと、収集家たちの求めに応じて、海外流出文化財救出専門基金はすでに、日本に「海外流出文化財を探すための国宝プロジェクト収集家友の会」を設立しました。民間での収集を通じて流出文化財の回収を促進するという原則に基づいて、収集家たちにサービスを提供することがこの会の目的です。基金の王維明事務局長は、「日本に次いで、基金は今年の夏に第2陣の国宝探索チームを組織して北欧に行く計画だ」と述べました。(終わり・王玉華)

中日の絆
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