日本の三菱自動車はこのほど、福建東南自動車に資本参加し、年内にも中国市場にランサーとギャランの二つの車種を発売する計画です。
福建自動車、台湾中華自動車、三菱自動車はこのほど、共同で「三菱自動車が東南自動車に資本参加するための交渉はすでに終了し、三菱自動車は25%の株を購入して、東南自動車に直接資本参加することになった。また、福建東南自動車は50%、台湾中華自動車は25%の株を持つことになった」と発表しました。
福建東南自動車の劉興台社長は記者のインタビューに答えた際「三菱は東南自動車に資本参加した後、今年中に、中国市場に二つの様式の車を発売する。そのうち、三菱の商標をつけるランサーは今年の6月に発売する」ことを明らかにしました。業界の関係者によりますと、ギャランは9月に発売される可能性が大きいと見ています。三菱が東南自動車に加入したが、これについて劉興台社長は「三菱が東南自動車に資本参加したものの、東南自動車は自社のブランドを放棄しない。三菱が資本参加した後も、東南と三菱双方のブランドを使用していく。東南自動車は主に、商用車、三菱は乗用車を生産する計画である」と語りました。一方、三菱自動車の修子益社長は「東南自動車を中国における三菱の乗用車、多目的車、小型商用車の生産基地にする計画だ。スポーツタイプのSUVの生産は引き続き湖南省長豊で行い、三菱の輸入車は引き続き、北京ジープと提携して販売する」と語りました。 (翻訳:董燕華)
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