初めて見たものもあります。シェー族の女性が亡くなったあと、身に付ける小さな石。表面には「皇母娘」が刻まれています。そして、祭祀の時に使う牛の角などもあります。
「字帯」はシェー族の特有のものです。糸で織られた帯ですが、漢字が模様となっています。昔はシェー族の女性なら誰もが「字帯」を作ることができたそうです。字の読めない女性も含めて。展示室にはこれを織るための道具も展示されていました。3本の竹の棒からなるものです。私自身は初めて見ました。様々な民族の伝統文化が消え行こうとしている中で、少数民族の一人として責任を感じました。今度、織り方を学ぼうと決心しました。
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