ここには、シェー族が使った、あるいは今、使っている道具や日用品が展示されています。幼い頃は、祖母たちと一緒に農村で暮らしていました。犂や鋤、くびきなどがよく見かけるものでした。地面に敷かれた赤いじゅうたんの上にはこれらの農耕道具のほか、あの頃、よく使ったもの??冬に使う暖房器具のフーロン(火籠、日本で言う火鉢)や竹で作った入れ物などが並べられています。案内してくれたシェー族文化研究所の副所長の許可をもらって、フーランを手に取りました。フーランはシェー族の間で良く使われたストーブのようなもので、中に炭を入れて使います。そこに手や足を乗せると、すごく温かいんです。フーランを眺めてると、なんだか遠い昔に戻ったような気がします。
これがフーロン(火籠)(日本語で火鉢) 酒器
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