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大健闘の大学生チーム
   2007-05-16 10:34:03    cri

 中国のサッカーリーグは日本と同じくピラミッド型になっていて、日本のJ1にあたるスーパーリーグ、そして、その下に甲リーグと乙リーグ。そして、その下にアマチュアの丙リーグが続く。日本のJ2にあたる甲リーグに、一つの大学のチームがある。北京理工大学である。

 この理工大学サッカー部は2000年創部。2001年からの大学選手権で、4回優勝を果たしている強豪チーム。中国代表として2度、大学スポーツの祭典・ユニバーシアードに出場したこともあり、2003年の釜山(韓国)大会では7位の成績を上げた。今年のタイで開かれるユニバーシアードにも出場することが決まっている。部員全員は大学生、もしくは大学院生。午前中はしっかり大学の講義を受け、またテストも特別扱いは一切なし、という条件の中で、週末には全国各地に遠征するという、まさに文武両道、ハードな毎日を送っている。

 5月11日時点で、2勝2敗1分けのリーグ5位。12日、ホーム第2戦で、リーグ1位の江蘇省とホームで対戦した。サッカー場は学校の施設ということもあって、スタンドはそれほど大きくなく2000人収容が精一杯。入りきれなかった人はサッカー場のフェンスの周りをぐるりと何重にも巻いて声援を送るという異様な雰囲気だった。

 試合前半。体の大きさはそれほど差があるわけではないが、やはりテクニックの差は向こうのほうが格上。また相手チームには外国人助っ人が3人入っている。ただ、北京理工大学は、非常に守りの基本ができているチームで、あと精神的な部分の粘り強さ、ここというところで、冷静にプレーできる、そういう意味では、大学生らしからぬ落ち着きのあるチームだ。

 両チーム、なかなかチャンス自体を作ることができず、0ー0の無得点のままハーフタイムに入った。この時間、会場で応援していた大学生、彭さんに話を伺った。

 「前半のプレーは、まあまあ良かったが、フォーワードの動きが少なかったので、チャンスを作れなかった。確かに実力の差はあるけれども、皆がよく頑張っていた。大学生の代表として、私も誇りに思っている」と語ってくれた。

 『理工大学 ゴール』という声援の中で、後半が始まった。後半15分過ぎ、フリーキックから江蘇省の外国人選手に決められ、先制を許した。しかし、理工大学の選手は、非常によく走り、ボールをひたむきに追いかけていた。惜しい場面も2つほどあって、点がはいってもおかしくないところまで持って行った。結局、試合は0ー1のまま終わり、ホーム初勝利はならなかった。点が入らないのはしようがないが、見に来てくれた観客の皆さんをたっぷりと楽しませる試合だった。

 試合後、金志揚監督は、「試合内容には非常に満足している。ランク1位のチームに対して、私たちは、新人みたいなものだし、選手は学生ばかり。よく、ここまで戦えた。あの失点は、経験の問題。失点はしたけど、自信は失っていない。経験とテクニックは、確実に格下だが、これからもこの向かっていく姿勢で、リーグを戦っていきたいと思っている」と教え子たちのプレーに最大限の賛辞を送った。

 相手のの江蘇省の李紅兵監督も、北京理工大学を高く評価した。

 「理工大学は、金監督の指導の下、大きく進歩したと思う。とくに、試合はどんな状況であろうとも、皆が勝利を信じて、必死で頑張っている。その団結精神、最後まであきらめない精神は、むしろ、私たちが教わるべきだと感じた」

 この理工大学の頑張りというのは、単に大学生がプロリーグ入りしたという単純なことだけではなく、いろいろな意味合いを持っている。特に、これまで、スポーツ選手が非常に専門化していた中国スポーツの中で、きちんと勉学に励む大学生という身分で、一流の舞台に臨むというのは、これまでの中国スポーツでもあまり見られなかった現象だ。

 もしかしたら、この理工大学が一定の成績をあげることができれば、大学生の身分で、スーパーリーグに昇格する日がくるかもしれない。今後も、この北京理工大学、学生チームのプロリーグでの挑戦を継続的にお伝えしていく。

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