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金メダルから思うこと
   2006-12-13 16:50:51    cri

 今月1日に開幕したアジア競技大会は15日の最終日に向けて、いよいよ大詰めに入ります。11日現在、中国選手団は、北京時間10日朝現在で金110個を獲得し、金メダル数、総メダル数ともに2位の日本に大きく差をつけてトップ。7大会連続のメダルランキング1位に向けて、独走態勢に入っています。

 今月7日まで行われた卓球と重量挙げは、いずれも中国勢が圧倒的な強さを見せ、卓球は全部で7個の金メダルのうちの6個、そして重量挙げは15個のうち10個を獲得しました。まずは中国と言えば卓球というわけで、今大会の卓球がどうであったのかというところからお話しましょう。

 中国は男女団体、男女シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの6種目、つまり男子ダブルス以外の全てで金メダルを獲得しました。前回のアジア大会、すなわち4年前のプサン大会では、絶対勝たねばならなかった女子団体から調子を崩して結局、金メダル3つに終わりました。そういう意味では今大会はリベンジを果たした大会となりました。その点について、中国国家体育総局で卓球競技を管轄する劉鳳岩主任に伺いました。

 「前回の3枚に比べて、今回は満足できる結果だといえるでしょう。アジアの大会といえども、卓球に関して言えば、世界選手権に負けないほど厳しい大会です。しかも今回は、若手主体の代表チームで臨んだだけに、この結果は、今後のチーム作りに大きな意義があるといえます。」

 また、今大会の中国勢の収穫について、次のいくつかを挙げています。

 「まずは団体戦で男女とも金メダルを確保したことです。団体戦はチーム全体の実力を示すものですから、とても大切です。前回は、団体女子で金が取れなかったことが大きな痛手となりました。今大会、この女子団体の金メダルが、最も大きな収穫と言えるでしょう。」

 さて、もう一点、これは大会前から大きな期待であり、一方不安材料の一つでもあったのですが、今回は、代表選手の若返りを図った大会でもありました。

 特に世界ランクが男女それぞれで一位の王励勤と張怡寧がメンバーから外れたと言う状態で、若手主体の中国勢がどこまでやれるか、という期待と不安がありました。

 王晧と郭躍という男女二人の若手選手がチームリーダーとなったのですが、男子の王晧は決勝でチームメートの馬琳を破って、女子の郭躍も中国香港の強豪を破って、見事、シングルス優勝を果たしました。

 特に18歳の女子の郭躍、2008北京に向けて、非常に楽しみな選手が現れました。シングルスの決勝では、ベテラン王楠を下した香港の帖雅娜と対戦し、フルセットの末、金メダルを獲得しました。18歳の若さで、先輩の王楠のあとを受けて、プレッシャーのかかる試合、よく頑張りました。

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