|
強いチームと言うのは、世代交代をスムーズにやれるというのが大きな要素なので、そういう意味では、見事な新旧交代でした。
一方、その大ベテランの王楠、彼女が最後の国際大会であったというのも今大会の見所でした。四年前のプサンでは、王楠は悔し涙をこぼしましたが、今回、女子団体と混合ダブルスで金メダルに貢献して、4年前の借りを返しました。今大会が王楠の花道になる可能性は高いですから、金2個をとって、卓球人生にいい形で区切りをつけたということになりそうです。王楠選手です。
「今大会の私の最も大きな目的は、若い皆さんに協力して女子団体を制することでした。これを達成できて、今は、ほっとしているというのが正直なところです。」
彼女の本当の意味での最後の国際試合ということで、非常に見所の多い大会でした。
続いて、重量挙げに目を移りたいです。
今回アジア大会の重量挙げは今月6日、全て終了しました。中国勢は15種目中、10枚の金メダルを取り、世界記録4つ更新しました。2008北京に向けて、余裕のスタートといえると思いきや、意外やそうではないみたいです。チーム関係者に伺うと、この成績について、あまり楽観的な答えは返ってきませんでした。女子重量挙げの馬文輝コーチです。
「今大会の結果だけで判断するのは危険です。実際、75キロ以上級のライバルは韓国、50キロ以下のライバルはタイなど東南アジアですが、その間のクラスは、全て欧米がライバル、つまり、今大会には出場していません。アジア大会での金メダルは、オリンピックでは当てにならないというわけです。」
重量挙げは、アジアのレベルは世界大会と大きな差がありますからね。アジア大会の成績はあくまで参考に過ぎないと言うわけです。
また、これまでアジアでは中国が独壇場だったのに対して、今回は、各国の著しい成長が見られた大会でもありました。例えば、女子75キロ以上級の試合後、女子代表の李順柱チーフコーチはこう述べました。
「確かに、うちの穆爽爽は韓国の張選手を破って、金を取れました。ただ、実力的には、明らかに韓国の張選手の方が上です。ただ戦術的に、うちの取ったやり方がうまくいっただけです。」
確かに、重量挙げは、選手の力はもちろんですが、戦術的な要素というのも非常に大きいです。それも含めての勝利ではあるのですが、ただ力的には韓国の選手が上だった・・これも事実でした。
アジア諸国の力が、近年、ぐんぐんと伸びている・・・これは各国が優れた指導者を積極的に迎え入れている状況があります。例えば、最近、力をつけてタイの総監督を勤めるのは中国の張嘉明です。
中国が2008に向けて選手を強化するのは当然ですが、アジア諸国もまた、北京に向け、近年にない強化を行っている・・それが実感できたのが、今大会の重量挙げでした。重量挙げに関しては2008年、中国はかなり厳しい戦いを強いられそう・・というわけです。(翻訳:王丹丹 12/12) 1 2
|