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中日国交正常化35周年、「日中文化スポーツ交流年」の記念イベントの一環として、松竹大歌舞伎近松座の北京公演が4日、始まりました。
近松座の北京公演は、4日と5日の2日間、北京市内の劇場で行われます。「人間国宝」の坂田藤十郎さんが役者を率いて、夫婦の愛情の深さを描いた「傾城反魂香」と、舞踊の「英執着獅子」という2つの演目を演じます。
日本の歌舞伎は1955年、初めて中国で公演されました。中日両国国交正常化の後は、1979年と2004年の2回公演が行なわれています。今回の公演は、北京のほか、上海・杭州・広州でも行われます。
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今週も、リスナーのみなさんが、たくさんのお便りを送ってくださいました。その中の1通をご紹介します。韓国ソウル市にお住まいの伊達丈浩さんのメールです。
「放送を電波で聴くのは卒業し、いまはHPを活用しています。インターネットを通してクリアな音声で聞ける時代が来るとは、驚きです。10代のころは、ほぼ毎日放送を聞いていました。先日、実家に戻った時、陳真さんの声の中国語教材が出てきました。実は小学生のころから北京放送のファンだったのです。これからも、北京放送とともにありたい思います」
今週の「ホットホット通信」のコーナーでは、北京で親子留学中の松尾美恵子さんと淳一郎さん親子のインタビューをお送りします。(担当:任春生)
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